ビートルズの魅力をビジネスで考える!長所で補うチームワークと役割

誰もが知るビートルズは、人類史上最も成功したバンドとしてギネス認定されている。

ビートルズの魅力については、音楽の素晴らしさや影響力が語れることが多い。しかしながら、ビジネスの視点で彼らから学べる事も非常に多いのだ。

それは、ズバリ互いの長所(才能)を類いまれなチームワークで補い成功に結びつけたことである。

ということで今回は「チームワーク」というテーマで「ビートルズの魅力」について考察していく。

【ビートルズの魅力①】あの4人のメンバーだからこそ伝説になった

ビートルズは筆者が幼少の頃から敬愛するアーティストだ。彼らのポジションを日本のマーケットに置き換えて考えるなら、B’zやミスチルの様な存在になる。

【ビートルズはなぜあそこまで成功することができたのか??】

実は筆者がまだ10代だった頃、こんなニュアンスの雑誌記事を目にしたことがある。

ビートルズの成功の要因は【天才】ジョンレノン(リードボーカル・リズムギター)とポールマッカートニー(リードボーカル・ベース)がいたからだ。

そんな「ビートルズ」という名の豪華客船に乗れたジョージハリスン(リードギター)とリンゴスター(ドラム)は玉の輿(ラッキー)とした言いようがないね。

当時はへぇそうなんだ、という程度のことにしか思っていなかったのだが。今は全くもって違う見解を持っている。

なぜなら、ビートルズの誰1人欠けてもあれだけの成功はなかった。あの4人だからこそビートルズなんだと確信を持てるからだ。

【ビートルズの魅力②】天才メンバー4人の波長が引き寄せ合った

まずビートルズのメンバーを普段付き合う人間関係に当てはめてみるとする。

そこで学生時代の記憶を思い出してみよう。例えば、中学生や高校生の頃というのは、仲良しメンバーが1クラス中でも大体3グループくらいに分かれていなかっただろうか。

①ちょっとだけやんちゃな人たち
②バランス感覚バツグンに学生生活を楽しむ人たち
③お勉強を一生懸命にやる人たち

私が学生だった頃はこんな感じだった。ゆえに、何かのイベント事、例えば体育祭やら、化学の実験やらで無作為にチームを作らざるを得ない機会があったときは困った。

普段絡む機会がない人と、チームを組み役割分担をすることは何かと気まずく、居心地が悪い思いをした記憶がある。

そう、なぜなら波長が合わなかったからだ。具体的には使う言葉、価値観、笑いのツボ、趣味嗜好など。

ここで話を戻してみる。ビートルズのジョンとポールは紛れもない天才である。しかしまた、あのジョンやポールと波長が合うジョージとリンゴも天才だと思うのだ。

実際の話、ジョンレノンが学校の同級生と結成した「クオリーメン」というバンドがビートルズの前身と言われている。しかしながら、結成時からビートルズとしてレコードデビューするまでに残っているメンバーはジョンただ1人である。

つまり誰もが知るビートルズになるまで、メンバー間での才能や人間関係、音楽的なセンス、将来に対するビジョン、情熱などのギャップ、葛藤などから多くのメンバーチェンジを繰り返したといわれている

人間関係で波長が合わないというのはビジネスをするにしても、何をするにしても改善のしようがない。同じチームとして活動を継続するには限界が出てくる。

【ビートルズの魅力③】互いの長所を生かし、最大限にチームワークを発揮した

ここで、ビートルズの4人を調味料に例えてみるとする。

ジョンレノン・・・香辛料(スパイス)
ポールマッカートニー・・・砂糖(シュガー)
ジョージハリスン・・・シナモン
リンゴスター・・・ハチミツ(ハニー)

それぞれの長所を持った才能(素材)が1つの料理(楽曲)の中で明確な役割分担をし、絶妙な化学反応を起こした。それがビートルズだったのではないだろうか。

このメカニズムが働くと、どんなリスナーでもビートルズの魅力にとりつかれてしまうのだ。

例えば、もともとは辛い料理(ジョン作:ヘルプ、ドントレットミーダウン、ヤーブルース等)が好きでビートルズを聴き始めた。しかし、色んな作品に触れるうちに甘いデザート(ポール作:イエスタデイ、ヘイジュード、レットイットビー)の良さにも触れ、むしろそっちのほうが好きになってしまうという魔法が働く。

【ビートルズの魅力④】メンバー全員が作詞作曲し歌えること

現代のグループやバンドを見渡した時に、ビートルズのようにメンバー全員が作詞作曲を行い、全員がボーカルを取るというスタンスをあまり見かけることはない

一般的には、1人の中心人物がソングライティングを担い、1人のボーカリストで勝負する、といったスタイルが主流だ。
※1人が兼任するパターンも多い

例えば、もし上記のような中心人物を1人ずつ選抜し4人でバンドを結成させたらどうなるだろうか。それも見事なチームワークで互いの長所を活かすようなメンバーだったとしたら。

もう向かうところ敵なしである。そんなことをやってのけたのがビートルズだと思うのだ。そういった背景から、かのローリングストーンズのギタリスト、キースリチャーズがビートルズのことを「4頭怪獣と呼んでいたのは有名な話だ。

4人分の個性や才能が一つの音楽として融合し楽曲になる。メンバーそれぞれが担う役割や長所を生かし、最善を尽くせたのがビートルズだったのかもしれない。

極めてバランスが取れた中性的な音作り、だから小さい子供から年長者まで多くの人の心をつかめたのではないかと勝手ながら想像を膨らませてみた。

やはり、メンバーの誰1人が欠けてもビートルズの作品にはなり得なかったということだ。

まとめ

ビートルズの結成秘話や成功までのエピソードを知れば知るほど見えてくるもの。それは、チームとして1つの仕事を完結していくことの誇りや強さだ。

それぞれが全く違った個性や才能の持ち主、それらを高いステージで帰結させたのがビートルズだったのではないかと思うのだ。

ビートルズの永遠のライバル・ローリングストーンズの記事はコチラからどうぞ↓

【オススメ記事】→→→【オリジナリティとは模倣の反復から生まれる】60年代ストーンズに学ぶ

これらは、普段の私たちのビジネスやチームワークに置き換えて考えてみることができるのではないだろうか。ビートルズから学べることには限りがない。