長い人生とはいえ、ほとんどの人が一度も経験することがないものは多くありますよね。
その内の1つが「職務質問」ではないでしょうか?
私はなぜか人生で3回経験しました。全うに生きてるのに控えめに言って多すぎです。
最初に断っておきますがもちろん私は「悪人」ではありません。こんなブログを書くぐらいですからどちらかというと「いい人」の部類です(笑)
ということで今回は「私がなぜこれまで3回も職務質問されたか」というテーマでエピソードを交えながら書いていきます。
今後、職務質問されたい人、されたくない人、どちらの人にも参考になる内容になっています。
【実話エピソード】なんで!?人生で何度も職務質問されたという話
私がこれまでの人生で職務質問されたエピソードは以下の3つです。
・大学3年の頃
→最寄りのコンビニでアルバイトしていたとき
※事情聴取のケース
・電機メーカーの営業マン時代
→埼玉県のとある道端で
・大学4年の頃
→池袋駅北口界隈を歩いていたとき
以下、順に解説していきます。
職務質問されたエピソード①
→最寄りのコンビニでアルバイトしていたとき
※事情聴取のケース
この頃、家から一番近い距離にあるコンビニでアルバイトをしていました。
とある日の深夜の時間帯、レジで作業をしていると、紺色の制服を着た2名の警察官がお店に入ってきました。
「こんな時間に警官?なんだろう」と思ってぼんやり見ていたら、2人はこっち(レジ)にツカツカとやってくるではありませんか。
『ちょっ、どういうこと・・・』私は思わず、見てみないふりをしました。
かまわず2人は私の目の前にやってきてこう言いました。
警官A『ちょっと聞きたいことがあるのですが今大丈夫ですか?』
私『えっ?は、はぁ。』
とりあえず、気持ち的にはその時までの人生で最もビビった瞬間です。
当時はかなりダラけた生活(深夜までバイト→そのあと深酒の毎日)を送っていましたが、思いあたるふしなんかもちろんありませんでした。
そして、警官はこう続けました。
『実はこのあたりで殺人事件が起こりまして。あなたもこの事件に関わっていることが分かったのでちょっと事情聴取に協力願えますか?』
『さっ、殺人事件?マジで?』
やっぱり思いあたるところなんて全然ない・・・。
気になった方!
事件の全貌は以下の通りです。
↓
何やら、恋愛関係のもつれで若い男性が同棲中の恋人を殺害したとのこと
↓
犯人は殺害後、私が働いていたコンビニである商品を購入した
↓
そのある商品とは、遺体をお風呂場でしばらく保存する為に使った大きな板氷だった
※事件は夏場に起こった為、腐敗防止する為と考えられる
↓
その板氷を購入した時にレジの対応をしていたのが私だったことが判明
※防犯カメラにより特定された模様
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犯人の状況確認、証拠集めの為、私は警官より事情聴取を受けることになった
事情聴取された内容は以下のようなものだったと記憶しています。
・怪しい素振りや様子は見せなかったか
ぶっちゃけ、一日に何十人と接客するお客さんの内の1人の特徴なんて覚えてません。とはいえ、状況証拠にも繋がるのであまり無下にもできません。
警察官もその辺は理解していたようです。言葉足らずでしどろもどろな私を見て途中から質問もこんな感じになっていきましたね。
『どちらかというと◯◯のような見た目じゃなかったですか?』
まぁ、つまり私は犯人を特定する念押し確認の意味も含めて呼ばれていたわけですね。
そして、この日は私の誕生日だった為、生涯忘れないメモリアルバースデーとして深く記憶に刻まれることになりました。
誕生日に事情聴取されるおめでたい人なんかそうそういませんよ(笑)
職務質問されたエピソード②
ガチで職務質問された当時の状況
・某電機メーカーで営業職の仕事していた頃
・当時は新規顧客開拓の仕事をしていて、テレアポしては訪問を繰り返すという日々
・その日は埼玉県のとある工場へ営業に行った帰り道の事だった
・訪問先は駅から徒歩30分以上も離れた場所にあった
・行きは駅でタクシーを拾ったが、帰りは呼び出しするのも面倒だと思ったので気晴らしも兼ねて駅まで歩くことにした、そんなときのこと
こんな感じで、人の気配も感じられないような静かな町中を歩いていたら突然目の前に中年の男が現れたんです。
どうやら背後から見張っていて、回り込んで目の前から登場してきた模様。
『スミマセン!ちょっといいですか?』と言いながら、その男が印籠のごとき見せつけてきたものが警察手帳であることはすぐに分かりました。
パッと見、Tシャツとジーンズいう出で立ちでしたので警官とは分かりませんでした。まさにこれが私服警官と呼ばれるヤツのことですね。
警官はこう続けます。
『このあたりで最近振り込め詐偽の被害が増えているので、身分証見せてもらえますか?』
どうやら人気の無い町中をスーツの人間がトボトボと歩いていたのが疑惑の原因のようです。
以下、警官から聞いたところによる職務質問された背景です。
・この町では高齢者を狙った振り込め詐欺が多発している
・犯人は集団グループでスーツを着た若者が高齢者宅へ頻繁に訪問している模様
・私服警官が捜査の為に張り込みをしていたところ、人通りのない町でスーツを着ている人間がいたので声をかけた
実は大変だったのは、職務質問のあとでした。
身分証として、運転免許証を渡したのですが警官がその情報を元にどこかしらへ連絡を取っていて15分くらい待たされたんです。
あれはおそらく前科があるかをデータベースから検索していたんじゃないでしょうか。
この時は健康と経費削減の為と思ってわざわざ歩いていたら職務質問ですよ。もう踏んだり蹴ったりの展開でした(笑)
職務質問されたエピソード③
それは大学4年の冬のことでした。
その頃には、ほどほどにやった就職活動も内定が決まり、一番調子に乗っていたどうしようもない時期でした。
少し時事ネタを加えると、私が大学生だった2002年~2006年頃は「スーパーフリー」という早大生サークルがしょーもない事件を起こしていました。
あの事件以降、イベントサークル(イベサー)やテニスサークル(テニサー)に入っていた大学生たちはあらぬ風評被害を被ったことは容易に想像できます。
話は戻りますが、あの頃は遊ぶことが仕事であるかのように、興味のあることは何でもやっていました。
はたから見てチャラい遊びも、真剣にやってみる、という角度で。
誰からもなめられたくなかったので、真面目にチャラいふりをすることに意義を見出だしていました。
そんな訳で就職内定後は以下のような風貌になっていました。
◯オールバックにして先っぽの髪を結うヘアスタイル
◯GUCCIのグラサン
◯カーキ色のロングコートに革のブーツ
◯膝に穴の空いたダメージジーンズ
こんな出で立ちでしたから、とある時にバンドメンバーと池袋の北口を歩いていたら警察官2人に声をかけられました、、、。
『ちょっといいですか??持ち物確認させてください。最近バタフライナイフやドラッグを持ち歩いて人が多いんで。』と。
どうやらあのときは、闇の世界に生きる人と判断されたようです(笑)
「人は見た目が大事」とは良く言われるものですが、無駄にあらぬ疑いをかけられたら人生間違いなく損です。
見た目に違和感があるだけで、頻繁に職務質問されたんじゃたまったものではない!ということであの日以来いたってノーマルな外見になりました。
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ということで今回は「私がなぜこれまで3回も職務質問されたか」というテーマでエピソードを交えながら紹介しました。
長文お読み頂きありがとうございます!