【生き方は顔に出る】『E.YAZAWA ROCK』を観た感想

映画『E.YAZAWA ROCK』を観た。

ここでは、この映画を題材に「生き方は顔に出る」ということについて書いていこうと思う。



 

信念を持ちブレずに生きることが大事

見終わった後、真っ先に感じたこと。
生き方は顔に出る、ということだ。

映画の中では、1979年30歳を目前に熱くビジョンを語る矢沢の姿が映し出される。

「金が欲しい」と堂々と語る矢沢の目は野心に満ち溢れていて、刃物の先のようにギラギラした印象。

近づいた瞬間、張り倒されそうになるくらいのピリピリした空気感が伝わってくる。

映像は、過去と現在を行ったり来たりする。

時は流れ、2009年60歳を迎える直前の矢沢の姿。

『自分が選んだ道だから、幸せなことだね』
そんな穏やかな口調でこれまでの人生を振り返る矢沢。  

30歳の頃のようなトゲトゲしさは一切感じられなくてとてもリラックスしている。まさに「人の良いオジサン」という雰囲気だ。

『人生は誰もがプラスマイナスが釣り合っている。 
ロックスターという華々しいイメージの裏側には、それ相応の辛いこともある。』

そう矢沢は語る。
終始一貫したメッセージを発信していて30年間、全く生き方にブレがないのだ。

30歳を過ぎれば生き方は間違いなく顔に出る

1979年から2009年のこの30年間が意味するものとは何か。

矢沢は止まることなく走り続けてきた。

その間には、オーストラリア史上で二番目に大きな金額の詐欺にも合っている。

さすがにこの時はあの矢沢でさえも毎日飲んだくれていたそうだ。

一般人には到底想像できないくらいの苦悩や怒り。
全て乗り越えてきたからこそ、この余裕が生まれてくるのではないかと思ったりする。

それは顔にもよく出ている。
何もかもを乗り越えた人だからこその顔つきのかっこよさを感じるのだ。

ミスターベースボールが長嶋茂雄だとすれば、ミスターロックンロールは矢沢永吉で間違いないだろう。

生き方をそのまま映画にしてここまでサマになる人はいない。

もはやロックの代名詞である。

まとめ

周りを見渡せば自分にウソをついたり、挑戦してこなかった人は伏し目がちな顔で下を向いている人が多いように思う。

顔立ちが良くても、口がへの字になっている人よりも、顔立ちはそこそこでもヒマワリのような笑顔を見せる人の方が魅力的だ。

それはその人の内面世界や生き方が顔に出るから。

これからの人生、生き方の積み重ねが今後の自分の顔を作っていくのだとしたらどんな風に歳を重ねていきたいのか?

そんなことを考えさせられる作品だった。