「可能性が大きく広がる瞬間は無限にある」ニルヴァーナに学ぶ

『もしかしたら自分にもできるかもしれない』長い人生の中でこういった感覚を大事にすることはとても大事だ。

特にこれから人生が大きく変わっていく可能性を秘めた10代~30代の人たちは自分に制限をかけなければどこまでも飛躍していける。

ということで今回は、伝説のロックバンド「ニルヴァーナ」を題材に「人生の可能性を広げること」をテーマに考察していく。

ニルヴァーナの楽曲から自分の可能性を感じた過去

私が10代の頃、最も良く聴いていたバンドが「ニルヴァーナ」だった。

ニルヴァーナ (英: Nirvana) は、1987年に結成された、アメリカのロックバンド。バンド名には、仏教用語の「涅槃の境地」という意味合いがある。

1989年SUB POPよりデビュー・アルバム『ブリーチ』発表。1991年に発表された2ndアルバム『ネヴァーマインド』の驚異的な大ヒットにより、全世界にグランジ・ムーヴメントを捲き起こした。

全世界でのトータルセールスは、約7500万枚。『グラミー賞』1回受賞(6回ノミネート)

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%
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バンドの中心人物であったカートコバーン亡き今も、雑誌の表紙を飾ったり、あのワンオクがニルバーナをカバーするなど今でもその人気は絶えることがない。

全世界でのセールス枚数を見たときに、あのミスチルよりも上にいるのだ。そして、驚くことにオリジナルアルバムはわずか三枚。このことだけでも、ニルバーナがいかに影響力があったのか理解頂けると思う。

そんな説明をツラツラとさせてもらったが、実は私はニルバーナをリアルタイムで聴いていた世代ではない。

私が高校~大学生の頃、海外のバンドではグリーン・デイやオアシス、レッチリあたりが日本で人気があったように思う。

特にオアシスは【現代のビートルズ】と呼ばれていたようだが、当の本人たちはそれに喜びつつも『音楽的にはストーンズのほうに近い』と言っている。

私個人の見解としても、もし仮にビートルズを現代に甦らせヘビーなロックバンドとして演じさせたならオアシスよりもニルバーナの方にテイストは近い気がする。

とにかく、ニルバーナの曲はシンプルでメロディラインが覚えやすく小さい子供でもすぐ口ずさめるからだ。これがビートルズに通ずるところだと思う。

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シンプルな分かりやすさにこそ可能性がある

かつての自分を振り返ったとき、高校に入学した私は完全に燃え付き症候群となっていた。第一志望の学校に入れたものの、描いていた理想と現実のギャップを強く感じてしまったからだ。

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その時の私の感想はこうだ。『第一志望でがむしゃらに頑張った割には、チャラいやつらが多すぎないか??こんははずではなかった!

いや、ホント上級生はガラが悪かった。女の子もギャルギャルしい子が多くて、そんな彼らに勉強でも負けてるかもと思うようなどこか変な価値観が私にはあった。

そんなわけで、入学してからは勉強のやる気はうせてしまい、ほとんどやらなくなってしまった。そんな、灰色からスタートした高校生活の中で唯一生きる可能性を見出だせたのがバンド活動だった。

バンドを始めるきっかけとなったのは、とあるバンドとの出会いだった。もちろん、女の子からモテたいという野望もなくはなかったが(笑)

他にも、何かモヤモヤするようなやるせない気持ちや、誰にもぶつけられなかった怒りのはけ口を見つけたい、という衝動があった。

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そんな中、可能性が広がる瞬間は訪れた。

高二に進級したばかりの頃、とあるクラスメイトと
バンドの話で意気投合した。そんな彼に『なにかコピーするとしたら面白いバンドないかな?』と尋ね、貸してもらったCDがニルヴァーナの「ネヴァーマインド」(ジャケットが水面を泳ぐ赤ちゃんのヤツ)だった。

おそらく、ネバーマインドはもうかれこれ1000回以上は再生したことだろう。あのアルバムの冒頭代表曲である「スメルズライクティーンスピリット」のギターのイントロを聴いたときこう思った。

ついに見つけたぞ!オレがやりたかったのはこういうバンドなんだ!

あの時の衝撃は今でもハッキリと覚えている。シンプルにカッコいいと思えたこと、そして何より1番は『これだったら、自分たちでもできるかもしれない!』というほんのわずかながらでも可能性が芽生えたことだった。

ここで想像して頂きたいのだが。この時聴いたバンドが、日本のB’zやBOOWY、海外ならボンジョビ、エアロスミスだったとしたら、、、。『なんかすげーぞ!』と思えても、『これなら真似できる!』にはならなかったはず。つまり、バンドをやるきっかけにはならなかった、ということだ。

この真似できない、というのはいわゆるギターソロで、『きゅいんきゅいーん』と激しく鳴り響くヤツのこと。

まあ、しかしながら今冷静になって考えてみると、あの頃は本気でバンドで天下を取ろうとしていた。バンドの道へ進んだ瞬間から、ライバルは同級生ではなく、海外なら「ビートルズ」「ローリングストーンズ」、国内なら「B’z」「Mr.Children」になる。

つくづくとんでもない世界でチャレンジしていたのだと思う(笑)

可能性が広がる瞬間を考察してみる

ニルバーナの楽曲に感じた可能性というのは、圧倒的な分かりやすさ、親しみやすさ、シンプルさだった。

これらは、私たちの日々の生活の中でも同じような体験があるのではないだろうか。

何度でもいきたくなるラーメン屋さんには、シンプルで分かりやすい美味しさがある。

本を読むよりも直接人に会って聞いたほうが、ストンと分かりやすくふにおちていくあの感覚。

私たちの胸をとらえて離さないものは、いつだってすぐに好きになれるものだ。

話は戻るが、ニルバーナのシングル「ペニーロイヤルティー」という曲の構成には度肝をぬかれる。なぜなら、メロディの音数が以上に少ない。

具体的にはこんな感じだ。

Aメロ【らら~らら~ららら~】×2

+

サビ【らら~ら~ら~らら~ら~~】×4

曲を構成してるのはたったの2フレーズ、これはもはや電車の隣に座っているオジサンの鼻歌の構成と変わらない(笑)しかしながら、これだけで名曲に仕立て上げているところがすごいのだ。どんだけ省エネか!

日本の音楽シーンで考えれば、こういうタイプの楽曲がシングルになったり、オリコンチャートに食い込んでいくケースはほとんどない。

まぁ、しいて挙げるなら「だんご三兄弟」くらいではないだろうか??

しかし、あの曲よりもニルバーナのペニーロイヤルティーのほうが遥かに音数も少なく、曲構成もシンプルであるが。この逆のパターンは、全盛期の小室哲哉の曲あたりではないかと勝手に想像する。とにかくメロディがあっちゃこっちゃとふんだんに炸裂してる感じ、あれはあれで凄い才能なのだが。

私たちのような、かけだしのバンドマンだった人間からすれば、ニルバーナを聴いて『これなら俺たちにも作れる!』と真似するわけだが、当然ながらすぐ挫折(笑)

シンプルなものというのは、とっつきやすく一件真似しやすいが、実は奥が深い。また、このように真似できそうでもそう簡単にはいかない、というのがニルバーナの魅力であったように思う。

まあ、それもそのはず。彼らがずっと音楽に真剣に向き合い紡ぎ出していったのが今日私たちが耳にしている作品である。駆け出しの高校生バンドが表面だけなぞってみても、本物には程遠いということだ。

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まとめ

ぶっちゃけたところ、ニルバーナの楽曲やサウンドは決してポジティブな類のものではない。私自身も大人になり成長していくに従い、ニルバーナや激しいロックを聴く機会は減ったように思う。

しかし、高校生の頃、学生生活に価値を見出せず八方塞がりになっていた自分に可能性を与えてくれたのがニルバーナだった。

あの頃に感じた『もしかしたら自分達にもバンドができるかもしれない』と思えた可能性。この可能性が広がる瞬間をその後の人生でも大事にしてきたからこそ、今の自分があると思う。

可能性を感じた、ということは自分にも夢を叶えられる才能があるというサインでもある。必ずしもその分野で道が開けるとは限らないが、1つそこで行動すれば必ず次のステージが見えてくる。

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この「可能性」なるものを、今度は私たちが次世代の人たちに何らかの形で見せていけたらいいなと強く思う。

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