こんにちは、てむじんです。
今回のテーマは
「Uber Eats(ウーバーイーツ)で稼げない人が陥る究極の罠」です。
この記事を読むメリット
①稼げない人が陥りがちなパターンを理解できる
②リスク回避する為に何をすれば良いかが分かる
配達実績4,000件の筆者が実体験ベースで解説します。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で稼げない人が陥る究極の罠
今回のテーマである「稼げない人」というのは、実はUber Eats(ウーバーイーツ)を始めたばかりの過去の僕のことでもあります。
それもそのはずで、Uber Eats(ウーバーイーツ)ではやってみなきゃ分からない思わぬ落とし穴がけっこうあったりします。
個人的には始めてから3ヶ月くらい、件数にすると300件くらいまでの時期迄に稼げる感覚を掴むことが大事だと感じています。
なぜなら、Uber Eats(ウーバーイーツ)は独立した個人事業主の仕事になるので、効率的な仕事の進め方やちょっとした裏技を教えてくれる上司のような存在はいないからです。
これは煩わしい人間関係が無いというメリットがある反面、知っておいたほうが良いことに気付くのが遅れてしまう、という可能性もあります。
そうしたときに、例えばまだ一回も配達したことがない初心者の人も、配達経験が5000件のベテランも同じマーケットの中で配達リクエストというパイを取り合うことになります。
つまり、ビジネスモデル上、初心者のほうが圧倒的に不利であり、知らぬ間にハズレクジを引かされることが多いことになります。
釣りに例えるなら、初心者にとっては1つの釣り堀の中で毎日通いつめている熟練レベルの達人と同じ条件で釣りをするようなものです。
彼らと初心者の大きな違いは、経験値とどれだけ見えない暗黙のルールを知り活用できるかだけです。
つまるところ、これらのことを先回りして知っておくだけでもかなり仕事がしやすくなります。
そこで今回は、始めたばかりの人でもなるべく無駄な失敗を省き最短で稼げるようになる為にこれだけは避けたほうが良いかも、という陥りがちなパターンと対処法を紹介します。
【究極の罠】それは全ての配達リクエストを受けてしまうことです
これは僕自身、始めたてから3ヶ月くらいまでやっていました。
全ての配達リクエストを受ける=割り振られた仕事にキッチリ応える、というスタンスそのものは素晴らしいことだと思います。
とはいえ、見落としてはいけない点もあります。
重要:Uber Eats(ウーバーイーツ)はアルバイトではなく、個人事業主の仕事
アルバイトが悪いとか、個人事業主だから良いとかそういった意味ではなく、働く仕組みそのものが違うということです。
アルバイト=時給で収入発生
→働いた時間に比例して収入がアップ
→出来るだけ長く働いたほうが手取りが増える
→例)時給1000円×5時間労働=5000円
Uber Eats(ウーバーイーツ)=成果報酬
→働いた時間の長さによる保証はない
→配達の売上がそのまま手取りになる
→例)配達売上×配達件数=成果報酬(人により違う)
報酬の仕組み上ピックアップするまでの距離や時間に対して収入が発生しない
例えば、以下のとおりです。

某マクドナルドの店の前で待機していてリクエストを受けた場合
※俗にいう地蔵
も

自転車で5分かけて移動しピックアップした場合
もそれまでの労力や時間に対して報酬は発生しないので結果は同じです。
こういった配達が5件、10件と積み重なっていけば時間効率や体力面でも大きく開きが出てきてしまいます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で配達リクエストを見極める方法

では、これらをふまえ効果的な配達リクエストを受けるにはどうしたら良いか?どうやって見極めたら良いか?
をここでは解説します。
結論:自分なりのピックアップルールを決めておくのがオススメ
具体的な例でいえば

配達リクエストがきたときにピックアップ時間が5分を越えていたら拒否する
とか

方角的に注文数の少ないエリアやロングドロップが多い傾向のエリアや店を分析しておき、そういった配達リクエストは避ける
とかですね。
もちろん、ケースバイケースで判断は変わってくると思いますが、僕の経験上思考停止でやっていると結果的に貧乏クジを引かされます。
ここでいう貧乏クジとは次のようなケースです。
↓
ベテランの配達パートナーたちは配達リクエストの段階で事前に察知しリクエストを拒否
もしくはリクエストを受けた後、店名を確認しキャンセル(受けキャン)
↓
注文がたらい回しにされマッチングがうまく行われず結果時間が経過し熟成
↓
そういったタイミングの中で何も知らない初心者の配達パートナーがオンラインにした瞬間、真っ先に配達リクエストが入る
↓
本人はラッキー、と感じているがピックアップは自転車で6~7分の距離だったりする
↓
猛ダッシュでピックアップ店舗に到着したら、不機嫌そうな店主に

『おそい!』
と言われんばかりの表情で商品を渡される
↓
そこから配達先までは、なんと5キロ以上はあるロングドロップ
↓
全力疾走で向かったにも関わらず、お客様は不機嫌な様子
↓
あとから評価を見たら、bad評価がついていた。理由は「期待した通りの時間に商品が届かなかった」
とまあこんな感じですが、控えめにいって踏んだり蹴ったり状態ですよね。
というのも、これは僕自身の実体験でして。
そのあと、配達リクエストを拒否することを覚えてから、このようなからくりがあったことを知ったわけです。
これが、労力の割には全く稼げないパターンです。
配達拒否はリスクではないのか?→結論:大丈夫です!
ここまで聞いた方の中でもしかしたら

配達拒否ばかりしていたら配達リクエストがこなくなるのでは?
と恐れている人もいるかもしれません。
僕も始めの頃はそう思っていました。
なぜなら、Uber Eats(ウーバーイーツ)で稼いでいる人やビジネスモデルを理解している人たちは一定の割合でこういった配達拒否をしながらうまく立ち回っています。
つまり、UberのAIが配達リクエストに制限をかけまくるシステムにしてしまうと、結果配達リクエストが機能せず注文者とのマッチングにも支障をきたす可能性が出てきます。
三者(注文者・店舗・配達パートナー)からの手数料で収益を得ているUberにとって、それは避けがたいわけでして。
ゆえに個人的にはそこまで気にする必要はないかなと感じています。
とはいえ登録説明会に仕掛けられた罠も存在する
しかしながら、最初の登録説明会に参加した時にスタッフの説明の中に次のようなメッセージが含まれていたりすることもあり、そこが罠だったりします。

『配達リクエストを拒否してばかりいると、そのうち仕事がこなくなるので気をつけてくださいね』
確かに、この情報がハッタリだとは思いませんが次のような意図があると推測しました。
それは、適度な脅しを入れることで、そういったメッセージに反応しやすい真面目で素直な属性の人なら割の合わない案件でも引き受けてくれるだろうという、狙いがあることです。
例えばの話、ある程度の経験者なら多少の拒否くらいでは配達リクエストにさほど影響はないことは知っています。
おそらくですが、彼らの中には先ほどの例のように配達リクエストが入ったときに6~7分以上のピックアップ距離の場合、拒否する人もわりといるはずです。
※もちろん当日のリクエスト状況によって判断基準は変わります
これが始めたての人や素直で真面目な人の場合だと、

拒否ったらヤバイかも・・・
という心理になることも多いので多少無理してもピックアップしてしまいます。
これを繰り返していると、移動距離の割には稼げなくて消耗する、ということになりがちです。
こうなると

「Uber Eats(ウーバーイーツ)は労力の割に大して稼げない」
という結論になってもおかしくないわけです。
ぶっちゃけこういった理由でフェイドアウトしていく配達パートナーの人も少なからずいて、真面目な人ほどこんな状況になるのは非常にもったいないと感じています。
これは、ある意味Uberから仕掛けられた罠でもあると思うので、自身のキャパやモチベーションと相談してこれは割に合わないと感じたら配達拒否してオッケーだと思います。
最終的には自己責任、自己判断だが必要以上に恐れなくてもよい
もちろん最終的には自己責任、自己判断になりますが、僕個人の経験上拒否は連続2回までは許容範囲だと思います。
経験上、これくらいまでなら、さほど影響は無い気がします。
ここまでで何が言いたいかというと、ビジネスモデル上、情報弱者は確実に搾取される構造になっているということです。
今振り返れば、僕自身が始めたてから3ヶ月くらいまではほぼ配達リクエストは受けていましたのでよくわかります。
当時と今を比べてみると、今のほうが遥かに楽をしているのに当時より遥かに時給単価が上がっています。
そして、特段ペナルティも発生していませんし、ゴールドパートナーとして認定されています。
これがアルバイトとの究極の違いです。
参考頂けると嬉しいです。
今回は以上になります。
またUber Eats(ウーバーイーツ)で効率的に稼ぐノウハウについて一気に知りたい場合はUber Eats(ウーバーイーツ)の教科書【シチュエーション別に解説】でもご紹介しているので順番に読んでみてくださいね!
それではこのへんで失礼します。
お読み頂きありがとうございました!