「信じるとは裏切りも覚悟するということ」プラスの解釈に変える方法

巷ではよく『あの人のことを信じる?それとも信じない?』というやり取りを耳にする。

私個人が思うに、この「信じる」ということは一見美徳の塊のようにも見える。しかし実際のところ、信じることにとらわれないほうが物事はうまくいったりすることも多い

ということで今回は「相手を信じることの意味とプラスに解釈する方法」について考察していく。

「信じること」は絶対的な意味を持たない

1例を挙げてみよう。

例えば『この人(彼or彼女)を信じて一生ついていこう!』と胸に誓ったとする。

それは、婚約者かもしれない。ビジネスにおけるパートナーかもしれない。友人、彼氏彼女、先輩や上司、恋愛や仕事など色んな人間関係にあてはまる。

ここで1つ、自分にこんな問いかけをしてみたい。『これらの関係には永遠の保証があるのだろうか?』と。 

誠に残念ではあるが、そうとは言い切れない。場合によっては相手が天国へと旅立つ、という突如の別れさえ考えられる。

この世には絶対というものは存在しない。唯一あるとするなら、あらゆる物事は毎秒で変化を繰り返している

私はかつて上記のような名言を聞いたことがある。

例えばの話、今日を機に仕事をやめたとする。この後の人生の目的は貯金を切り崩しながら生きて行くことだけ。この生き方に私たちの人間としての進化はない。

つまり、私たちは日々変化を繰り返しているが成長のスピードには個人差があるということ。成長すれば当然ながら、物事を見る視点、価値観、考え方や選択の基準も変わっていくことになる。

人間関係において、これらのギャップが大きくなればなるほど、お互い一緒にいても居心地が悪くなっていく。

話は先に戻るが、自分が信じた人がどれだけのスピードで成長していくかは誰にも分からないということだ。

人の成長や変化のスピードには個人差がある、相手を信じるにはそれらを理解する必要がある

今度は、とある2人を例にして未来を考えてみたい。

この2人は今年度入社した新卒社員で、実力はほぼ同じと仮定してみる。

【新卒A】
◯定時きっかりで仕事を切り上げる
◯土日はとにかく外へ出て遊びまくる

【新卒B】
◯仕事は時間よりも進捗や成果を基準にして働く
◯休日は将来への投資だと思い、読書や自己啓発にも時間を使う

この2人、1年後にはそこまで大きな結果の差はないかもしれない。しかし、5年後になるとどうだろう?

Bの方が圧倒的に大きな成果を出していることは間違いない。そもそも、私たち人間には元々の能力差はほとんどないと言われている。

だから大きく差がつくとすれば、1つの事にどれだけ労力と時間をかけたかが分かれ目になる。

この2人が仮に、入社から5年ぶりに偶然同期の飲み会の場で顔を合わせたとしよう。きっと、2人とも居心地が悪いと感じるはずだ。5年前のあの頃は、全く違和感がなかったのに、、、、、。

この時の居心地の悪さの原因は、人生で結果を出すために必要な基準や考え方のギャップからくるものだ。

また、AがBとのギャップに脅威を感じて、努力の方向を変えてもこの差はそう簡単に埋まるはずがない。なぜなら、Bには既に5年間も地道に努力を続けたというアドバンテージがあるからだ。

「信じる力」にはリスクも伴う

ここで、ちょっと想像してもらいたい。そうだな、BGMはジョンレノンが歌う「イマジン」なんかがちょうどいいかもしれない(笑)

例えばもしあなたが『この人を信じてみよう!』と勇気をもって決断したとする。しかしながら、いつか未来『こんなはずではなかったのに!』と思う時がやってくるかもしれない。

もちろん、そんなことはあってはほしくないのだが、、、。そんなときに、こうも思うかもしれない。『信じてたのに~!裏切られた~!』と。

しかし、それは視点を変えれば、自分が勝手に相手のことを信じた反動で生まれる感情である。私たちは「信じる力」に対してのリスクを前もって考えておく必要があるのではないだろうか。

まとめ

私たちは予言者ではないから、関わる人たちの成長や変化するスピードは予測できない。

だから、私自身そもそも相手に対して「信じる」「信じない」という概念は持たないようにしている。

もちろん、相手を信じる気持ちを否定するつもりもない。あえてこの記事にて提案させてもらえるなら、これから相手を信じることに対して以下の解釈を加えてみてはどうだろうか。

【「信じること」も大切だけれど、この人のことが好きだから応援しよう!】

【「信じること」も大事だけれど、この人に今自分ができることを精一杯努力して後悔しないようにしよう!】

【「信じること」も素敵だけれど、お互いの弱味を補えるよう協力しあっていこう!】

少なくとも、今の私にはこの考え方のほうがシックリくる。しかし、人は絶えず成長し、変化していくから今後「信じること」に対しては別の解釈をしていくことになるかもしれない。

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参考頂けると幸いである。