
「令和」の時代に入った今、Youtube市場はこれから先もっと盛り上がるだろうと言われています。
そんな中「日本を代表するYoutuberは誰?」と聞いて「ヒカキン」と答える人も多いのではないでしょうか。今ではもはや芸能人扱いのヒカキンも元々はコンビニ店員をしていた無名の若者でした。
ということで本記事では、なぜヒカキンがここまで人気者になれたかの分析をしていきます。
初期ヒカキンは予言者!?なぜここまで人気者になれたかの分析
明石家さんまに通じる「与える人」、それがヒカキン


ヒカキンの動画は一本一本の収録時間は短めながら、どれにも共通していえることがあります。
それが以下の通り。
◯内容云々よりも、見ているだけで元気をもらえる動画
◯表情や声のトーンから楽しさが伝わってくる
◯無意識に思わず「プッ」と笑ってしまう画面上の仕掛けがある
そういえば以前、明石家さんまさんがこんなコメントをしていたのを思い出します。
インタビュアーからの「どんな思いで仕事をしているのか?」という質問に対して「自分の番組を観ている視聴者全員を元気にさせる」と。
とてもシンプルながら納得です。これだけ仕事にコミットしている人だからこそ、私たちはテレビ画面から伝わるさんまさんが伝えたい何かを感じ取っているのかもしれません。
ヒカキンの動画を観て、さんまさんが持っている何かと同じ印象を受けました。言うなれば、ヒカキンはさんまさんのYouTubeバージョンなるテイストを持っているのではないかと。
ヒカキン動画はぶっちゃけ、企画内容によってはアタリハズレがあるのは否めません。アイスを食べてありきたりな感想だけ話してる5分くらいの動画もあれば、ストーカーに追いかけられて困ったメチャメチャ笑える話までさまざま。
ただ一貫して感じられるのはヒカキンから伝わる「与える!」という姿勢です。彼のどの動画を見ても何か与えられて気持ちがホッコリした気がする。そんな安心感から私のように読者登録ボタンをポチッとした人も少なくないはず。
初期ヒカキンは予言者だった!YouTube時代到来を見据えていた
↑2011年のヒカキンの初投稿動画を観たときに感じました。
この初回動画の中で当時22歳だったヒカキンはこんなニュアンスのメッセージを発信しています。
これからどんどんYoutubeで発信していく中で自分の動画は積み重なっていく。そうなれば将来、自分の子供たちや孫たちがYoutube上で自分の若い頃を見てくれるかもしれない。
「お父さんの若い頃はこんな感じだったんだ!」「おじいちゃんって昔から変な人だったんだ!」と。
こんなことがYoutubeなら簡単に実現してしまう、まさにネット上のアーカイブですよね。2011年は今ほどYouTubeがメジャーではなかった時代に、まさに時代の最先端をつく意思表示でYouTubeをスタートしたヒカキン。
第一回目の動画を見て、彼が人気者になるのは時間の問題だったのかな、と勝手ながら思ったりしました。
子供の夢を大事にする憎めないキャラクター「ヒカキン」
↑最近、投稿された中でも腹がよじれるくらい笑えた動画です。
中でもヒカキンがとある学生さんに家のインターホンを2時間鳴らし続けられて困った、というエピソードがあります。この時も一方的に邪険にすることなく、ファンへの配慮ある一面もコメントから感じとれました。
全視聴者がそう思うかは分かりませんが、ヒカキンのキャラって本当に憎めないんですよね。今これだけ有名になって認知度が上がっても、偉ぶることなく淡々と動画をアップし続けています。
最近は顔出しのYouTuberが増えてきましたが、キャラクターは千差万別ですよね。私もたくさんのYouTuberから日々学んでいますが、動画の質が高い=登録者数が多い、必ずしもこうなるとは限らないところが面白いです。
私たち人間は理屈ではなく感情の生き物と呼ばれています。中には、とても論理的で知的に解説するYouTuberの方がいて「この人凄いなー、きっと仕事できるんだろうなぁ」と感じても、「またこの人の動画を見たいな」とは思えないことがあります。
それはなぜか?やはり私も理屈ではなく感情で動かされる人間の1人だからです。たとえそのYouTuberが声を出して言わなかったとしても「どうだ俺って凄いだろ」「これくらい理解できない奴は無能だ」と思っていたとしたら、やっぱりそれは画面を通して伝わります。
「この人の言ってることは正論だしよくわかるんだけど、なんか偉そうでムカつく」こう思われたらもったいないですよね。
私はまだまだ未熟なので、ムカつく人の動画はどれだけ正論だったとしても、また見たいとは思わないです。
それに対して、ヒカキンの動画を見て「この人変な人だなー」とは感じても「イケスカナイ奴だ」と思う人はあまりいない気がします。中には成功している人そのものを忌み嫌う人たちもいるので、そういった人たちは例外でしょうけど。
改めて動画の内容も大事だけど、ヒカキンを見て「思わず応援したくなる人」になることも大切だと感じた学びでした。
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