【スピリチュアルに価値はある】ただ待つことだけでは意味がない

『これだけ頑張っているのになんで成果が出ないんだ』
『もうこのまま続けても意味がないんじゃないか?』

かつて、とあるプロジェクトに参加した時、私はこんなことを思いながらイライラしていました。

しかし、ある意味それは当然のことでもあるんです。なぜなら、結果は管理下にないからです。成果が現れるまで忍耐強く待つ、というスタンスも大切です。

ということで、今回は「結果を待つとはどういうことか」をテーマに考察していこうと思います。



成果をあげるまでは待つ!仕事の結果には時間差があるということ

私たちは、仕事を頑張れば頑張るほど結果を期待してしまいます。それは、当然のことでもありますが、結果には結果の都合があります。

正しい努力と方向性を継続していたとしてもすぐに成果にあらわれるとは限りません。むしろ、壮大な目標を追いかけるほど、時間差は大きくなる傾向があります。

ここでポイントとなるのが見極めです。中には、あと一歩のところで芽が出るぞ、という段階まできていたのに突然やめる人がいます。

理由は「さんざん頑張ったけど結果が報われなかったから」「成果をあげる自信がなくなってしまった」など。その人は本当に頑張っていたのかもしれません。

しかし「早く結果が出るのを期待しすぎていたのではないか?」という疑問もわいてきます。

つまるところ、結果だけを物差しにしてその仕事を続けるかどうかを判断するのはあまりに勿体ないということです。

例えば、ワインや梅干し、チーズがすぐできますか?ということです。これらを美味しく作る迄の工程やレシピは必ず存在します。

しかし、それ以外で唯一どうにもできない要素があります。それは熟成させるという時間です。どれだけ途中経過が気になったとしても、完成するまでには一定期間を要します。

もし今、自分が取り組んでいることに最大限の力を発揮しているとします。そして方向性が間違いないと思えているならあとは忍耐強く結果を待つだけで良かったりします。

私たちができることは、管理下にある行動だけです。結果を望み願うことはできても、すぐに手に入れられるかどうかは別です。

スピリチュアルの学習に価値はあるが、ただ待つことだけでは何も起こらない

結果を出すためには、行動という名のアクションが必要になります。

実は私自身の経験談になるのですが、一時期仕事上のストレスから瞑想やイメージトレーニングといったスピリチュアルなものにハマっていたことがあります。

その他にも、ポジティブな言葉を極力使うことや潜在意識の活用法などのマインドセットと呼ばれるものに注力した時期もありました。

今になっていえることは、確かにこれらの学びには価値がありますが、行動が伴っていなければ意味がありません。

自己啓発系の学習の落とし穴は、ついついそればかりをやってしまい、結果そのことだけで満足してしまいがちです。

私の例ですが、休みの日に朝から晩まで1日かけて翌日のプレゼンのイメトレをしたことがあります。そして当日のプレゼンですが、なんと15分で終了(笑)

はたしてイメトレにこれだけ時間をかける必要があったのか、ということですね。ハイもちろん、ないです。

仕事の結果を待つ、という状況は自分ができる最大限の行動をやった時こそ大切さがわかるといえます。

まとめ

どれだけ頑張っていたとしても今すぐ結果が出るとは思わないほうが後々の為になります。

それよりも今日1日でできることに集中したほうが確実により良い未来を作ります。

なぜなら、たとえ結果に現れなかったとしても日々の努力や継続したことは必ず私たちの人生にとってプラスになるからです。

1つの事を圧倒的にやり込めば自分がその道で成功できるのか、適正があるのか、という見極めもできますし何よりも自信になります。

【正々堂々と仕事に向き合い、結果に対しては気長に待つ】このスタンスが大事です。

ご参考頂けましたら幸いです。



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