【有言実行するにはまず宣言】モハメドアリドキュメンタリーに学ぶ 

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有言実行とは、その名の通りどういう形であれ言葉にすることだ。

今回は、史上最強のボクサー・モハメドアリのドキュメンタリーを題材に「有言実行するためには何が必要か」ということについて考察していこうと思う。



有言実行とは自分を追い込む環境を作ること

アリのインタビューを見て、一般的なイメージで知られる荒々しいパフォーマンスの逆にある、本質をつくたくさんの言葉には驚いた。

彼を知れば知るほど、あらゆるエピソードは意図的で戦略的であったことが分かるはずだ。

アリは「俺は最強の男だ」「俺の名前を言ってみろ」「私は偉大だ」などの名言からビッグマウスと呼ばれてきた。しかし、あの最強のアピールは自分を追い込み有言実行するための方法にしかすぎなかった。

アリは挑戦者に対してメディアの前で「おまえなんてあっという間に倒す」などと声を大にして言っていた。

しかしその後に負けたとなれば、口だけの男と評価され大恥をかくことになる。そのプレッシャーを行動力に変えて、ボクシングのトレーニングに励んでいたという。

つまり、強さ、人気、結果が伴っていればビッグマウスは有言実行するための効果的な材料になる。

私が感じたアリの人間性は荒くれものでもなんでもなく、とてもユーモアがあって、頭の回転が早い。話術も巧みで、戦略的な思考のできる人物だ。

有言実行するには目標と時期を明確にし宣言することが大事

ここでは、私たちが仕事上で有言実行するためにできることを考えてみたい。

私の具体例にはなるが、自分の目標を身内には伝えている。それは自分の会社を2028年迄に東証マザーズ市場へ上場させるということだ。

親、兄弟の家族には、謹賀新年メールにて今後の予定として伝えているので、これからの動向は逐一見られることになる。

私自身、この目標を自分以外の人に知られている、と意識できるようになってからよりいっそう緊張感を持って仕事に取り組めるようになった。

このことは自分1人の胸の中に閉じ込めておくよりもメリットがあるやり方だと思ったので、実行した。

有言実行することが目的ではなく、あくまで自分の目標を達成させる為、奮い立たせる為のカンフル剤にするのがコツだ。

有言実行する人をお手本にしてみる

私たちの思考や考えは、普段口にする言葉や聞く言葉から作られていく。

言い換えれば、有言実行できるような自分になりたいと思ったら、お手本となる人を見つけ彼らの言葉を日常生活からふんだんに使っていくことが大切だ。

「私はできる」「俺には才能がある」「自分の未来はどんどん良くなっている」

こういった自分を肯定する表現や言葉を使う習慣をつけることで、ビジネスのいざという時に本質をとらえ的確な行動に繋げることができる。

例えば、周りの人たちやこれまで関わってきた人たちを冷静に分析して分かることがある。

それはポジティブな言葉を使う人ほど、積極的に行動し結果に繋げる特徴がある、という事実だ。



有言実行するには自ら発信する機会を増やし、仕組みを作るのがコツ

私がこれまでの人生の中で、最も有言実行できたと思えるエピソードが1つある。

それは、起業したての頃の話。その当時、とある経営者のコンサルを受けた。その内の1つが価値提供をする習慣を身につけよう、という指導内容だった。

私は、将来自分のビジネスに繋がるような有益な情報を発信できたらかっこいいだろうと思い、アメブロでブログをしようと思い立った。加えて、毎日更新する為に習慣化できるやり方はないか?と考えた。

その答えが、ブログの始めと終わりに「このブログは毎日18時に必ず更新します」と宣言したことだった。

もちろんブログを初めたての頃、読者はいない。まずは続けることそのものが目標であったが、日に日に読者は増えていった。

50人も超えるくらいになると、今度は「やる気がないからできない」とは言ってられない状況になってきた。なぜか?

いつからかブログ内で「毎日18時に必ず更新します」とたくさんの人たちに約束していたからだ。元からブログを更新したいという感情に頼らず、仕組みを作ったことが大きかった。

もはや、私個人の事情を離れ毎日読者が更新を待っている、という状況に変わっていたのだ。

結果として、私は1日足りとも更新を欠かすことなく、ブログを書き続けることができた。なぜなら、読者の方々に【自分が言ったこともできない人】【口だけで行動しない人】と思われるのが嫌だったからだ。

もちろん全てが完璧とは言えず、中には18時の更新に間に合わず時間が遅れてしまったり、内容がパッとしない日も何回かはあったが(笑)

まとめ

モハメドアリの例にもれず、有言実行そのものには意味がないように思う。

何の目的で有言実行するのか、その利点を考えるのが大事だ。

例えば自分の将来の成功や夢、目標から考えて、それを成し遂げる為には圧倒的な行動量が必要だとする。

これを自分の意志や努力だけで何とかしようとするのには限界がある。

なぜなら人間の脳は「楽したい」「サボりたい」という構造になっているからだ。成功した有名人含め誰一人として例外はない。

だからこそ、それらを理解していた時代のリーダーたちは、有言実行する仕組みを作ったり、あえてビッグマウスなキャラクターを仕立てあげることで自分にプレッシャーを与えているのだ。

モハメドアリしかり、本田圭佑しかり、有言実行する人ほど、よく知っていけば驚くほど自分の強みを客観視できている。そして知的で戦略的である。